痴呆と初詣健康祈願在宅介護

痴呆と在宅介護Q&A 2

Q&A

痴呆と初詣健康祈願在宅介護Q&A 2

痴呆は治療できるの・・?
 痴呆の原因は様々なので、原因によっては(例えば事故による頭部外傷によるもの)その原因の治療により、症状の改善が期待できるものもあります。
 しかし、多くの痴呆に治癒は望めず、痴呆の治療としては、主にその症状をいかにして抑え、日常生活上の支障を最小限にするかという対症療法が求められます。
 薬物療法としては、「脳循環・代謝改善薬」と、「抗精神薬」が使われています。
「脳循環・代謝改善薬」・「抗精神薬」にはどのような効果があるの・・?
  1. 脳循環・代謝改善薬
    これらの薬品分野については、今研究が盛んに行われてます。
    自発性の低下、意欲低下、軽い抑うつ、いらいら、めまい 等の自覚症状に対して効果があります。
    しかし、残念なことに著明な効果とは言い難いようです。
    また、痴呆を止める効果はまだ認められておらず、記憶障害や問題行動の改善には至ってないのが現状です。
  2. 向精神薬
    痴呆の症状により、向精神病薬・向うつ薬・向不安薬・睡眠導入剤などが選択されます。
    これらの薬物使用により、問題行動をかなり押さえることが出来るとされています。
しかし、これらの薬はその作用の大きさと同じだけ、 もしかするとそれ以上に副作用というリスクも大きくあります。
特に高齢者の場合、副作用がでやすく、痴呆の早期発見が難しいため、 薬剤の選択と増減は、痴呆治療の中で最も難しいことの一つでもあります。

<向精神薬によって起こりやすい副作用>
向精神薬服用の場合には、医師の指示に従い、 副作用の発生に十分注意して下さい。
  • 錐体外路症状:動作が緩慢になる、手が震える、よだれがたくさんでる 首が後ろに反ったり、体が傾いたりする、など。
  • 自律神経症状:のどが渇く、嚥下が困難になる、便秘、排尿困難、せん妄、痙攣、ふらつき、めまい、脱力感、倦怠感、眠気など。
アルツハイマー型痴呆の方を介護する上での注意点は・・?
 介護する人は、疲労やストレスをできるだけためないようにし、介護する人へ介護に関する日ごろの不満をぶつけることを避けましょう。
 アルツハイマー型痴呆の方でも感情は保たれていることは多く、自尊心を傷つけられ、屈辱感を味わうことがあり、それが患者の興奮状態や妄想を助長し、症状を進めかねません。
 ですから、介護者は1人で介護を抱え込もうとしないで、多くの人と介護を分担し、1人にかかる負担を軽減することが必要です。
そして、患者の意思をできる限り尊重し、介護者全員で愛情を持って気長に介護を行うことが大切です。

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